届かなくて、届かない

だから楽しいんじゃな~い!

もうすぐ10周年の君へ

※この文章は途中からHey! Say! JUMPのベストアルバム『I/O』の内容を少々含みます

ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

 

 

話を始める前に、まず一つ謝らせてほしい。

 

だからもしかしたら受験終わるまでブログ更新できないかもしれません。これが今年最後だと思っていただいた方がありがたいです

mtsmくんと今後。 - 届かなくて、届かない

 はい。守れませんでした。

もしかしたらいるかもしれないこのブログを読んでくださっている方々、そして当時の自分自身にごめんねを言いたいと思います。

でも記事にしたいことがあっても、この3ヶ月間かなり我慢しました。でも今回だけは、絶対に形そして文章に残したいという衝動が止まらなくなったので、受験生ということを心の片隅において1時間以内に書きたいと思います(誰得)

三ヶ月の間でますます文章力やコミュ力が低下しましたそのあたりは目をつぶっていただけると本当にありがたいです。

 

さて、本題に参りましょうか。

今日7月25日は私が応援しているアイドルグループ、Hey! Say! JUMPが初めてのベストアルバムをリリースする前日、つまりフラゲ日です。

昨年下半期から今日までの私というと、はっきり言って全然とびっこというものをしていませんでした。話すと長くなるの少々割愛しますが、セクガルと化し、「受験生になったらジャニヲタやめる!!」と言っていたものの、JUMPとセクゾを中途半端に応援し、気がついたらもう1つ、沼を開拓しそうになっていたところでした。正直こんなこと人生でも初めてで、自分でもどうしたらいいかわからなくなりました。と言うか今も誰にも解けないミステリー状態のまま、私はただのMiss Mysterious状態です(セクゾネタぶっこみましたすみません)。

JUMPが何をしているかも知らない。なんのテレビに出ているかも知らない。ましてや新曲のPrecious Girlなんて歌番組で聴くまで一回も聴かなかったし、ATYに至っては何それ美味しいの状態でした。はっきり言って、JUMPに対する興味を完全に失っていました。一方セクゾの方も、Twitterを事実上やめたので情報も入って来なければテレビを自分から積極的に見ることもなく、ただただセクガルの友達の言葉を耳に入れてはすぐ抜けていってしまう。そんな状態でした。

そしてその間、私は新しい沼の開拓工事に必死でした。彼らのことをもっと知りたいという好奇心のままに私は迷走し、音源を聴き、ラジオも聴き、彼らのデビューまでの道のりを知り、「なんて良いグループなんだ」と、一人で薄っぺらい感情を抱いていました。本当に好きな方に申し訳ないな、そんな罪悪感に似た感情ばかりでした。

簡単に言うと3つの掛け持ち、そういう状態に陥っていました。実際に私の友達にそういう友達がいるのですが私は効率が悪いのでもちろんそんなこと出来るわけもなく、2つのグループ(セクゾと沼の方々)に順々に湧いているという日々を過ごしていました。

楽しかったけど、全然楽しくありませんでした。ジャニヲタと呼ばれる者、やはり殆どの方には自担がいます。友達に担当誰?と聞かれても、なんて答えたらいいかわからなくなったんです。

みんな中途半端に好きだから。

私は鈴木大地くんみたいに200%の人間にはなれない。「なんかジャニヲタとして、自分生きてる意味あるのかな、なんならヲタ卒しよう。そしたら私の好きな3グループはこんなクソヲタクに応援されることもなく幸せに過ごせるだろう(重い)」なんていう思いを巡り巡らせていたとき、今日が来ました。

三年ほど前から、「もしJUMPが10周年の歌を出したら、受験生でもこれは絶対に聴こう」と胸にしていた約束が早いことに今日、来てしまったのです。

(私が沼に突き落とした)友達が本当に気が利くことに、音源を送ってきてくれました。

どんなものなんだろう。友達は泣いたと言っていたのに泣けなかったらどうしよう、もう気持ちが離れちゃったんだな。期待というよりかは不安でいっぱいでした。

 

 

 

でも聴き終わった後、そんな心配は一切なくなりました。

 

...号&泣

なんか、最初の方は泣かなきゃという義務的な威圧感があったのに、何もしなくても涙が出てきました。もう今までブランクだった半年間が蘇ってくるかのように。

最近ここ一年ぐらいで一気に人気が沸騰して、嬉しくなかった。昔は素直にただただ大きくなって、人気になって欲しいと誰よりも思っていたのに、いざそうなると全然うれしくなかった。JUMPの悪口を言っていた友達がとびっこになった。どこもかしこもHey! Say! JUMPの文字だらけ。正直イヤだった。彼らの努力が確実に実り始めているのに。なんで皆JUMPのこと好きになるんだろう。やめて。という感情があった。それに加えて悪化するファンマナー。目も向けられなかった。なのになんで私は今海外にいなきゃいけないんだろう。疎外感と、置いてけぼりにされている感じがどうも拭えなかった。最低なファンだと思う。タレントの幸せを第一に願いたいのに、自分のことばかり考えてしまっていた。だからセクゾに夢中になり始めたとき、もう手を切ってしまおうと思った。これからは傍観者として彼らのことを見ていこうと思った。今日までそうだった。ファンとの距離感が近いほうが絶対楽しいから、もうJUMPとの思い出はいっぱいあるし、後悔しないって思った。

 

でもH.our Timeを聴いたとき、もうそんなこと忘れ、ただただ純粋なとびっこという身で聴いている私がいた。

私はJUMPくんの年齢の約半分、共に同じ歩幅で歩いてきただけだった。彼らの過去のことなんてまだ知らないことばっかりだし、今どうもがいてもその5年間は取り戻せるわけでもない。

JUMPができたときのこと、人気が出るまで苦労したこと、皆で話し合ったこと。ファンが知らなかった裏で何があったかの気持ちも、汲み取ることができた。

「理想とは違った10年」その言葉に重みを感じた。何もわからないままデビューさせられて、「右も左もわからない状態。アウェー感でいっぱいだった。」雑誌のインタビュー記事でも、彼らはそんなことを言っていた。他のグループに比べ、下積み時代が比較的短い中、いってしまえば「事務所の推し」のままデビューした彼ら。温室育ちだったこともあり、特にぱっとしなかった。でも彼らは全力でもがいた。露出が厳しい芸能界の中でもみくちゃにされ、傷つくことやうまく行かなかったことなんて私達が計り知れないぐらいあったと思う。でもその中でも、彼らは支えてくれるファンを裏切るようなことはしなかった。私達の前では笑顔で、いつも明るく元気に振る舞ってくれた。

私は果たして彼らにとっての「かけがえのない居場所」でいれたのだろうか、今もそういう存在になれているだろうか。そういう思いが今頭をよぎっている。

私の話になるが、JUMPと歩んできたこの五年間、いろんなことがあった。辛いことも、悲しいことも、全部JUMPに助けてもらった。セカンドアルバムが出てからサードアルバムが出るまで、一日一日忘れることなくジャニーズネットをチェックした(引っ越したのでFC解約済み)。本当に長かった。誰か一人の仕事でも決まれば本当に嬉しくて、当時つけていた「JUMP LOVEノート」につらつらとドラマの感想やその時の気持ちを書き連ねていた。その毎日が本当に楽しかった。だから、これからも彼らのことを応援したい、しがみついてでも追いかけたいと強く思った。

 

私は今まで、挫けそうになったけど、というか挫けたけど、彼らを応援してこれて、節目という10周年を見届けることができて本当に嬉しいし、彼らは私の誇りである。と胸を張っていいたい。嵐の「5×10」セクゾの「5TAGE 」を聴いたことのある身として、JUMPの歌はどんなものになるんだろう、という気持ちだった。世間からの知名度もまだまだだと思うし、もう10年も経ってしまったのか、10年か、という不安な気持ち、と裏腹、記念すべき10年だ!どんなものになるんだろうという期待が入れ違った複雑な気持ちだった。

でも、今日思った。彼らはもう大丈夫だ。めちゃくちゃ思った。

時間がないのと今感情がこみ上げてきてしまっているのとで文章が拙いのですが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

また受験が終わったらゆっくり感想書かせてください。